インド式占星術 簡易鑑定の見方

1.星の見方
 
■ラグナ支配星はあなたの基本運勢を表します
1)   ラグナの支配星の持つ意味
  インド式占星術では、あなたが生まれたとき、地平線に位置していた12星座のことをラグナといいます。ラグナは何座かによって支配星を持ちます。このラグナの支配星(以下、ラグナ支配星と記述します )は、あなたの人生を象徴するシンボルとなります。鑑定結果ページの「●鑑定結果一覧」で印がついた星が、あなたのラグナ支配星です。ラグナ支配星は、地平線を起点に12に区切られた天空のハウス(部屋)のどこかに配置されます。ラグナ支配星がどの部屋に配置されるかによって、あなたの人生の様々なテーマや運の強さが映し出されるのです。
     
■ラグナ支配星の見方
1)   星の持つ基本的な意味
  インド式占星術では、太陽系の7つの星に加え、計算上の架空の星(ラーフとケートゥ)の9つの星で占います。各星は、下の【表1】のようにぞれぞれ基本的な意味を持っています。ラグナ支配星の示す事柄は、あなたの人生の大きなテーマになるでしょう。
  インド式占星術では、星の状態や吉凶を総合的に判断します。このツールでも、ラグナ支配星が在位するハウス、ラグナ支配星と同居する星などから、ラグナ支配星を総合的に鑑定しています。鑑定結果ページの「●ラグナ支配星の総合鑑定」が、その鑑定結果になりますので参考にしてください。
  このツールの鑑定結果では表示されませんが、星はベースとなる性質(吉凶)を持ちます。【表1】の [本来の吉凶] を見て、星の基本的吉凶を確認してください。
   
【表1】
☆星の意味☆
本来の吉凶
太陽
父親、プライド、権力、自我、名誉、政府 やや凶星
母親、家庭、人気、変化、幸福、精神 吉凶変化星
水星
学業、商売、通信、知性、コミュニケーション 吉凶混合星
金星
愛情、お金、芸能、彼女(男性から見た恋人)、妻、快楽 吉星
火星
勝負事、スポーツ、情熱、彼氏(女性から見た恋人) 凶星
木星
成功、出世、幸福、発展、法律、放漫、安定、夫 大吉星
土星
障害、病気、怪我、不幸、遅延、堅実、保守 凶星
ラーフ
外国、突然、欲望、混乱、信じられない出来事 凶星
ケートゥ
外国、突然、純粋、解放、信じられない出来事 凶星
     
    【ラーフとケートゥ】
    月の軌道と太陽の軌道の交点で上昇する点をラーフ、下降する点をケートゥといいます。この2つは、ラグナの支配星になることはありませんが、どの星よりも大きなパワーを発揮することがあります。ラーフやケートゥがラグナ支配星と同じハウスに入った場合、あるいはラーフやケートゥが1室(=ラグナ)に入った場合は、ラグナ支配星に大きな影響を及ぼします。
     
2)   ハウスについて
  ハウスは、ラグナから数えて何番目の室かによって、それぞれ意味を持っています。ラグナ支配星(ラグナの”支配星”)が入っているハウスの示す意味は、1)で説明したラグナ支配星の示す意味と関連して、あなたの人生で最も重要なテーマになるでしょう。
     
  12のハウスにも、それぞれ吉凶があります。星の本来の性質に加えて、在位するハウスの吉凶も考慮する必要があります。下の【表2】を見て、当てはまるハウスの吉凶を確認してください。吉のハウスに吉星が入ると良い影響が増大し、吉のハウスに凶星が入ると悪い影響が和らぎます。吉意は9室で最大になります。凶のハウスに吉星が入ると、良い影響が減少し、凶のハウスに凶星が入ると、悪い影響が増大します。凶意は8室で最大になります。星が凶のハウスに入っていても、星の状態が良い場合は、ある程度災いを防ぐことが出来ます。
     
  さらにハウスの中には、強(強いハウス)、転(転換のハウス)といった性質を持つ部屋もあります。強いハウスに入った星は、吉星であれ凶星であれ、大きな力を持ちます。10室で星の持つ力が最大になります。10室にラグナ支配星がある場合は、何かしら大きな成功を収める可能性が高いでしょう。転換のハウスは、時間の経過とともに星の性質を転換させます。転換の部屋に入った凶星(太陽、火星、土星、ラーフ、ケートゥ)は徐々に吉星化します。転換の部屋に入った吉星は徐々に力を失い、最後は悪く働きます(ただし、11室の吉星はさほど悪くなりません)。
   
【表2】
○ハウスの意味○
性質
○ハウスの意味○
性質
1室
自分の室 身体・健康・出身地
2室
富の室 収入・財産・家族・スピーチ
3室
移動の室 旅行・通信・起業・コミュニケーション
4室
家庭の室 不動産・環境・乗物・教育・母親
5室
恋愛の室 娯楽・創造・子供・知性
6室
競争の室 勤務・敵・障害・病気・怪我
・転
7室
結婚の室 対人関係・SEX・大衆
8室
困難の室 生命・遺産・不規則・変換
9室
幸運の室 法律・道徳・宗教・外国・遠方・父親
10室
仕事の室 成功・達成・名声・使命・組織
・転
11室
取得の室 独立・不労所得・願望・成就
12室
損失の室 医療・解放・外国・日常から離れる
     
3)   星の状態について
  [星の状態] は、星のエネルギーレベルを表しています。星の状態は、よい順に、天下無敵、極めて強い、極めて良好、強い、良好、普通、弱い、最悪の8つの段階で表示されます。
 

星が「弱い」または「最悪」の状態であっても、ある条件を満たせば、幸運に恵まれて非常に良い結果になることがあります。際立って成功する人によく見られるパターンです。星の状態を劇的に変質させる条件は諸説ありますが、星が支配しているハウスからの影響力が大きいといわれています。このサイトでは、星の支配ハウスから生ずる運・不運の方向性をそれぞれ [] (ポジティブ)と [] (ネガティブ)で表しています。この影響力は、これまで説明した星の本来の吉凶や在位ハウスの影響力よりも大きく、吉星を大凶星に、凶星を大吉星にするといわれています。[] (ポジティブ)は、良い星をますます良くし、悪い星を大幅に改善します。[] (ネガティブ)は、多くの場合、悪い方向に作用をします。もしネガティブであっても、星の状態が「極めて良好」または「良好」であれば、さほど悪い影響を受けません。[] は、吉凶混合の状態ですが、全体としては悪い影響が減り、だいたいよい結果となるでしょう。

     
4)   その他
  ラグナ支配星と同室にある星は、ラグナ支配星に大きな影響を与えます。ラグナ支配星と同室にある星に注目して鑑定してください。
  ラグナは第1室に相当するため、1室にある星も、ラグナ支配星に大きな影響を与えます。1室に入った星にも注目して鑑定してください。
     
     
■もう少し詳しい見方
1)   月の見方
  インド式占星術では、人の心を表す星として月が非常に重視されます。月の見方はラグナ支配星の見方と全く同様です。月の状態とハウスを調べれば、さらに詳しくその人の性格や運勢が分かりますので、よく検討してください。尚、「○」印の付いた月は、満月寸前の月で大変な吉祥です。この月の状態の人は、多少ラグナ支配星の状態が悪くても、大きな幸運に恵まれるでしょう。「●」印の付いた月は、新月寸前の月で不吉です。この月の状態の人は、何かしらの不運にみまわれるでしょう。
     
2)   星全体の見方
  より正確にその人の性格や運勢を知るには、星をトータルに見る必要があります。ある特定のハウスに星が集中している場合、そのハウスの示す事柄が、あなたの人生の重要なテーマとなるでしょう。強い状態の星がある場合や、星が強いハウス(1室、4室、7室、10室)にある場合も、星が示す事柄が大きくクローズアップされるでしょう(特に1室と10室に星がある場合は、星の影響力が増します)。ラーフとケートゥは、「トランプのジョーカー」のような働きをして、ラーフとケートゥが在位するハウスの示す事柄が、あなたの人生に大きな影響を及ぼします。
     
3)   それぞれの星の見方
  それぞれの星は、【表1】のようにぞれぞれの意味を持っていますが、ラグナ支配星以外にも、各星の [星の状態] と [ハウス] を調べることによって、色々なことが分かります。鑑定結果ページの「●鑑定結果一覧」 を見てください。例えば、女性が恋愛運を見たいときは、火星の状態とハウスを調べます。もし、火星の状態が良好であったり、火星がポジティブ化していたり、火星にとってよいハウスにある場合、その人の恋愛運はよいでしょう。しかし、火星の状態が悪かったり、12室(損失の部屋)にある場合、その人の恋愛運はよくないといえるでしょう。下の例では、火星の状態はノーマルですが、11室(取得の部屋)であり、凶星が吉星に転換する部屋であるので、この人の恋愛運はなかなかよいと言えるでしょう。
   


     
     
2.ダシャーの見方
 
■ダシャーは運勢の変化を表します
1)   ダシャーの持つ意味
  ダシャーとは、人生の期間を9つの星が順番に支配するものと考え、運勢の変化を占うものです。起点となる星は、生まれた瞬間の月の位置で決まります。ある星の支配期間は、9つの星が副支配星として順番に支配し、同様に副支配星の期間は、副々支配星が順番に支配します。通常は副々支配星まで見ます。このサイトでは、副々支配星までの支配星を「主支配星/副支配星/副々支配星」のように表記しています。
  星の持つ意味、強さ、吉凶の見方は、「1.星の見方■ラグナ支配星の見方 1) 星の持つ基本的な意味以下で説明したものと同様です。例えば、一番目のダシャー支配星(主支配星)が月であって、月が5室にある場合、5室は吉室であるから、この期間は吉と見ます。また月は、母親、変化等を表し、5室は、娯楽、恋愛などの意味がありますので、そのような事柄がこの期間のテーマになるでしょう。
     
■ダシャーの詳しい見方
1)   副支配星の見方
    一番目のダシャー支配星(主支配星)から見て、2番目のダシャー支配星(副支配星)が何室目にあるかをチェックすることで、より正確な鑑定ができます。例えば、月が5室、木星が1室にあって、ダシャーが月/木星/木星であるとします。主支配星の月から見て副支配星の木星は、月のある部屋から数えて9番目の星となります(ハウスは全部で12室あって、12室目の次は1室に戻るとします)。月/木星/木星の期間、木星は、5室の性格を待つとの同時に9室の性格も持つようになります。月/木星/木星の期間は、5室も9室の吉のハウスですから、概ね吉の期間といえるでしょう。また、9室は、法則・道徳・外国の部屋でもあるので、この期間はそのようなテーマもクローズアップされてくることでしょう。
     


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